ユネスコエコパークって?

2020-04-01 update

ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)は、1976(昭和51)年にユネスコが開始し、ユネスコの自然科学セクターで実施されるユネスコ「人間と生物圏(MAB:Man and the Biosphere)計画」における一事業として実施されている。
世界自然遺産が、顕著な普遍的価値を有する自然地域を保護・保全するのが目的であるのに対し、ユネスコエコパークは、生態系の保全と持続可能な利活用の調和を目的としており、保護・保全だけでなく自然と人間社会の共生に重点が置かれている。
現在、ユネスコエコパークの登録件数は、124か国701件(2019年6月現在)となっており、日本の登録件数は10件。(「志賀高原」、「白山」、「大台ヶ原・大峯山・大杉谷」、「屋久島・口永良部島」、2012年(平成24年)に登録された「綾」、2014年(平成26年)に登録された「只見」、「南アルプス」、2017年(平成29年)に登録された「祖母・傾・大崩」、「みなかみ」及び2019年(令和元年)に登録された「甲武信」の10か所)

 

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